2020年12月12日
アジアのお餅 🥢
名古屋伏見英会話スクール ロケイシャス (LoQuacious)・(エルキュー LQ)です!!
アジア4か国のお餅をご紹介します!!
中国の餅は「餅(ビン)(ビン)(bǐng)と呼ばれます。
ピンは小麦粉をこねて平らな形にし、焼いたり、蒸したり、油で揚げたりしたものの総称です。
例えば、北京ダックを包む薄いクレープ状の春餅(チュンピン)や焼売の皮など。
ゴマ団子の皮部分など、日本のもちと近い食感があるのではないでしょうか。
もち状の皮であんこを包みゴマをまぶして揚げたゴマ団子は、
中国語では芝麻球(ツーマーチュウ)といいます。
こちらの皮部分は小麦粉ではなく白玉粉を使っています。
日本のもちは、蒸したもち米をついて作ります。
30分ほどつくと、もち米のでんぷんである分岐性のアミロペクチン分子が互いに絡み合い、
しっかりとした構造になります。
中国でゴマ団子などに使われる白玉粉は、白玉団子などの和菓子にもよく使われています。
白玉粉の原料はもち米です。もち米を水でさらしながら挽き、水分を取り除いて乾燥させたものです。
白玉粉を使ったお団子は、粉に水を足しながら練り、耳たぶくらいの硬さになったら、丸め、ゆでるというやり方で作ります。
また、白玉粉に似ているものに上新粉があります。
こちらも和菓子(みたらし団子や柏餅など)でよく使われますが、上新粉の原料はもち米ではなくうるち米です。
上新粉はうるち米(普段ごはんとして食べる米)を砕いて粉状にしたものです。
うるち米には、アミロペクチンのほかにアミロースというでんぷんが含まれています。
アミロースは直線状の分子であるため、アミロペクチンとは異なり互いに絡み合いにくいのです。
そのため、うるち米をついたりこねたりしても、もちのように伸びる食感はあまりでません。
上新粉を使ったお団子は、粉にお湯を加えてよく練り、丸めて蒸し上げるというやり方で作ります。
白玉粉で作ったものよりも、コシが強く歯ごたえのある食感になります。柏餅はうるち米で作ります。
韓国には、「トック(떡)」といわれるもちがあります。
発音でいうと「トッk」というように僅かにkを発音します。
代表的なものでいうとトッポギは、日本でも人気のある韓国料理のひとつではないでしょうか。
他にはこんな種類があります。
■スルトッ(酒餅)…うるち米にお酒(マッコリ)を加え、蒸したお餅。
マッコリの香りは残るが蒸す時にお酒の成分はなくなるので、子どもも食べられます。
■ヤクシク(薬食)…もち米とナツメ、醤油、ごま油、栗などを一緒に蒸したもの。
おせんべいやお醤油味の混ぜご飯のようです。
■カレトッ(白い棒状の餅)…うるち米の粉を蒸して、棒状に細長く伸ばした餅。
トックやトッポッキなどにも使われています。
■ソンピョン(松餅) …蒸し器に松葉を敷いて蒸します。うるち米の粉を少量の水で練って適当な大きさにちぎり、中に餡を詰めます。
中に詰める餡はゴマ、豆、緑豆、栗など様々で形を半月型に整えたら、蒸します。
秋夕のときに作るソンピョンは、その年にとれた早生の新米と穀物で作ることになっています。
1年の収穫を祝うとともに、ご先祖様に感謝を込めて墓前や祭祀膳にお供えするという意味があります。
タイでよく見かけるのがもち米を使ったデザートや料理!
カオニャオといいます。カオニャオはもち米を蒸したもの。
カオは「米や主食」を意味し、ニャオは「粘々した」を意味をします。
カオニャオ・マムアンは、ココナッツミルク、砂糖、塩で炊いたもち米に
マンゴーを添えたタイで定番のデザートです。ココナッツミルクをかけて食べます。
お餅ではないですがもっちもちで美味しいです。
マムアンはマンゴーという意味です。
日本人からすると温かいお米とフルーツを一緒に食べるなんて変な感じしませんか??
とても美味しくてまた食べたくなります!
Have a ball speaking English at 名古屋伏見の通い放題英会話スクールロケイシャス (LoQuacious)・(エルキュー LQ)!!
カテゴリー:World
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